結城友奈「これは勇者たちの物語」
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76:名無しNIPPER[saga]
2018/01/20(土) 22:03:05.91 ID:hm+dGSCso

*その後のその子たち

友奈「来年からぐんちゃんも大学生かぁ……」

千景「安心して高嶋さん! 私はいつだって高嶋さんと一緒に居るわよ!」

友奈「あはは……それだとどっちかが学校に行けないよね?」

千景「はっ!? ……浪人、そうよ! その手があったわ!」

友奈「わー! 駄目駄目! 駄目だってば! せっかくぐんちゃん推薦入学が取れたんだから!」

千景「うっ……」

千景(……何を間違ったのか私は推薦枠を取ってしまい、高校三年、十二月の今、大学への入学が決まってしまっている。……人生本当に何があるか分からないものね)

友奈「でも、ぐんちゃん、大学だってここから通うんだよね?」

千景「それとこれとは話が別よ! 高嶋さんと一時でも離れているのが嫌なの!」

友奈「嬉しいけど、それはもう一年だけ我慢してね?」

千景「……高嶋さんがそう言うなら」

友奈「あ、そーだそうだ! 昨日の『鷲尾須美は勇者である』の続きを見ようよ!」

千景「続きと言っても、鷲尾須美の章は昨日の分で終わりで、今回が一期の総集編、次からが勇者の章だったかしら?」

友奈「勇者の章楽しみだよねぇー」

千景「いえ、どちらかと言うと何かしでかしてきそうで恐怖すら感じるのだけれど……」

千景(私と高嶋さんがあの世界から帰ってきて三年が経っていた。その月日の密度は膨大で、ゆゆゆ関連だけを見ても、のわゆの小説化、わゆすの映画に花結いのきらめきの配信開始、さらには推薦入学関係で見ることの出来ていなかったアニメの二期を昨日から見ている始末。……そう言えば、ゆゆゆいの北海道枠と沖縄枠にも私は会ったことがあったわね)

友奈「結城ちゃんたちだったら何があっても大丈夫だよ!」

千景「多分私たちの知っている人たちとは別人のお話だとは思うのだけれどね……」

千景(その証拠に二期とあの世界の話は繋がっていない。そして、私たちの世界にはバーテックスの襲来がなかったのだから、あの世界とのつながりは完全に消失していると言っても間違いはない。……まぁ、思い出だけは今も色あせていないのだからそれで良いのだろう)






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