56:名無しNIPPER[saga]
2018/01/19(金) 21:55:08.64 ID:XPWcC209o
夏凜「銀!?」
銀「赤の勇者の系譜、ここで見せつけてやりましょう、夏凜さん!」
夏凜「……ええ!」スゥー
夏凜「──ここからが大見せ場! 遠からんものは音に聞け! 近くばよって目にも見よ!」
銀「これが讃州中学! 勇者部部員! 三ノ輪銀と──」
夏凜「三好夏凜の実力だぁー!!」
銀・夏凜『勇者部の力! 思い知れぇええぇぇぇッ!!』
─ザシュザシュザシュ!!
もう一人の千景(双剣と双斧の斬撃が巨大バーテックスの両横を斬り裂く)
球子「おぉっ! デッカイやつの動きが止まったぞ!! あとな! 赤の勇者ならタマを忘れてもらっちゃ困るな!!」ワニュウドウ!
風「樹! アタシたちも負けてられないわよ!」
樹「……!」コクン
風「犬吠埼姉妹の女子力を見せてあげるわッ!!」ヤァー!!
もう一人の千景(姉妹と思われる二人が片方は大胆に、もう片方が繊細に巨大バーテックスの動きを狩っていく)
美森「……この事態は私が引き起こしたこと」
もう一人の千景「……さぁ、どうかしらね。郡千景の知識からすればこの事態は必然でしかありえないように思うのだけれど?」
美森「……もしそうであったとしても、私にはけじめが必要なのよ……。だから! 私がこの悲劇を終わらせてみせる!」
もう一人の千景(馬の合わなそうな女のビーム兵器と、私の七斬がさらに敵の勢いを削っていく)
??「皆して青春しちゃってまあ……少しだけ羨ましい、かな……?」
杏「巨大バーテックスを押し返すにはまだ力が足りないようです。お力を貸していただけますか?」ユキジョロウ!
??「任せろ!」ガンガンガンガンッ!
??「……まぁ、こういうのもたまには良いかな。──槍撃神威!」バシュー!
もう一人の千景(ヌンチャクによる神速の連撃と投げ槍による一撃必殺、それはさらなる追撃となり……)
もう一人の千景(総勢十一名による総攻撃がこうして為されていく。その結果、巨大バーテックスの動きは止まり、その姿は太陽のような姿と化していた。姿は変われど力は変わらないのか、敵が徐々に後退して行っているのは間違いない。……けれども、炎に包まれている故か、致命打を与えることは決して叶わず──)
もう一人の千景(いえ!)
もう一人の千景「例えそうであったとしても!」
もう一人の千景「私は高嶋さんのことを! いつも信じているのよ!!」
もう一人の千景(無責任と言われても良い。私の全てはすでに高嶋さんに託していて、私たちはどこまでも一緒に居ると約束したのだから!)
95Res/132.97 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20