21: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/12(金) 00:01:42.66 ID:acHiq7CU0
奏「ああ…意識が朦朧としている美穂に色々と質問している時に何故か倒れてしまったのだけれど…」
美穂「2人とも私が気絶してる間に何をしてたの!?」ガ-ン!!
奏「大したことは聞いていなかったはずだけ…」
22: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/12(金) 00:02:10.35 ID:acHiq7CU0
奏「あ」
美穂「どうしたの?」
奏「…」
23: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/12(金) 00:02:47.19 ID:acHiq7CU0
奏「…プロデューサーのことは?」
美穂「…何の話?」
奏「(覚えてないようね…)」
24: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/12(金) 00:03:33.36 ID:acHiq7CU0
(しばらくして)
P「…はっ! 俺は何を!」
奏「ようやく起きたかしら」
25: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/12(金) 00:04:55.81 ID:acHiq7CU0
奏「ところで…貴方、気絶した時のことは覚えてる?」
P「ん? そういやなんで俺は気絶したんだっけ? 突然、気を失ったからよく覚えてないんだよな」
奏「…」
26: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/12(金) 00:06:04.60 ID:acHiq7CU0
奏「(人って突然気を失うとその前後のことをほとんど覚えてないのよね)」
奏「(ただ…美穂が言ったパワーワードはプロデューサーの中に無意識に残ってるみたい)」
P「ぐぅぅぅっ!! な、なんだこの気持ちは…!」
27: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/12(金) 00:07:10.80 ID:acHiq7CU0
(しばらくして)
奏「(美穂もプロデューサーも覚えていないのだから私の胸の中にしまっておくのが1番いいはずだけど…何かモヤモヤするのよね)」
奏「(私が発端だから、からかうには不謹慎…でも、溜め込むのも性格的にあまり向いていないのよね…)」
28: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/12(金) 00:07:43.71 ID:acHiq7CU0
(事務所・晶葉の研究室)
奏「…というわけ」
晶葉「難儀だな」
29: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/12(金) 00:08:58.26 ID:acHiq7CU0
バタン!!
P「晶葉ー! 何とかしてくれぇー!」バ-ン!
奏「!?」ビクッ
30: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/12(金) 00:09:59.97 ID:acHiq7CU0
P「実は気絶する前のことをぼんやりと思い出したんだ。その時、誰かが『いっぱいちゅき』と俺に言った! その『誰か』を突き止めたいんだよ!!」
P「もう一度あの『いっぱいちゅき』を聞きたいんだぁぁぁぁぁっ!!!」
晶葉「…」
31: ◆hAKnaa5i0.[saga]
2018/01/12(金) 00:10:43.64 ID:acHiq7CU0
奏「私が招いた問題とはいえ面倒なことを言い出したわね」ヒソヒソ
晶葉「どうする。奏?」ヒソヒソ
奏「とりあえず誤魔化しましょう。美穂に迷惑がかかるわ」ヒソヒソ
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