94: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/01/12(金) 15:23:47.48 ID:cIisLjGgO
【頂上 洞穴】
勇者「タウンワークはここにおいて……これでよし、と」パンパン
手下達「」スヤァ
勇者「お前らもお前らなりに理由があって仕事してんだろうけど、見過ごしたら被害者出続けるだろうからな。別の仕事見つけてくれ」
手下達「」スヤァ
勇者「……聞こえてないか。あー、肩凝った。ロープで縛るのもラクじゃないなぁ」ドサッ
ガンダタ「う……」ピク
勇者「もうお目覚め?」
ガンダタ「う、うぅっ……はっ! こ、ここは」
勇者「アジトでーす!」
ガンダタ「お、おめぇ! どういうことだ……そうだ、おりゃあ眠らされて」
勇者「耐性が少しはあるみたいだな。さすが親分ってとこか」
ガンダタ「むぉっ⁉︎ いつのまに縛りつけやがった!」
勇者「疲れたわー、親分マッチョだから、ここまで担いで運ぶの」
ガンダタ「おめぇら! 目を覚ましやがれ!」
手下達「」スヤァ
勇者「ねぇねぇ、なんで山賊なんかやってんの?」
ガンダタ「……くっ、不覚。ちくしょう」ガクッ
勇者「おやぶーん!」
ガンダタ「お前手下じゃねぇだろ!」
勇者「シカトすんなや!」
ガンダタ「ちっ、やってる理由なんて社会に適合できねぇからに決まってんだろ。ルールってやつが嫌いなのよ、俺たちゃ」
勇者「わかる! すっごぉーくわかる!」
ガンダタ「な、なんだ?」
勇者「ルールなんてかったくるしいもん俺も大嫌いでさぁ!」ポンポン
ガンダタ「なら、この縄を」
勇者「それは断る」
ガンダタ「……」
勇者「一緒にニートにならない?」
ガンダタ「ニートだと?」
勇者「イエスニート! 無職、遊び人、くぅ〜、いい響きだわー! 何者にも縛られずフリーって!」
ガンダタ「どうやって食ってくんだよ、アホか」
勇者「違うの? 要するに、誰かに押し付けられるのが嫌なんだろ? ルールとか型とかにハメられてさ」
ガンダタ「まぁ……」
勇者「アゴでこき使われるのが嫌なだけで、やりたくないわけじゃないもんな? 山賊だってこうして働いてるわけだし?」
ガンダタ「いや、そりゃそうだが」
勇者「残念だわ。せっかくニート仲間が増えるかと思ったのに。なんだよ、真面目かよ」
ガンダタ「山賊に真面目って、お前、頭おかしいんじゃねぇのか」
748Res/717.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20