勇者「ニートになりたい」
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90: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/01/12(金) 12:43:34.50 ID:D1/b/IpBO
【深夜 山 中腹部】

魔法使い「――……ママッ!!」ガバッ

戦士「……」チラ

魔法使い「あ、えっ? ここ……」

戦士「平気か? 随分とうなされていたみたいだが」

魔法使い「あぁ……」

戦士「まだ夜は深い。ゆっくり身体を休めておけ」

魔法使い「貴女は、寝なくて平気なの?」

戦士「あと二時間すれば勇者を起こす。代わり番で見張りだからな」

勇者「んがーっ、んがーっ」スヤスヤ

魔法使い「そういや、そうだったっけ」

戦士「昔の夢でも見てたのか」

魔法使い「はぁ……そんなところ。母様の夢」

戦士「……なにやら、仇と言ってたな」

魔法使い「私が小さい頃にね、魔物に殺されちゃったの。遺体は見つかってないけど」

戦士「そうか……」

魔法使い「火、小さくなってるね」カラン

戦士「あたしは慰めが苦手だ。月並み言葉だが、ご冥福をお祈りさせてもらおう」

魔法使い「いいんじゃない、ストレートで。変に飾るよりは好感が持てるわ」

戦士「これしかできないだけだよ」

魔法使い「……変わった勇者よね」チラ

勇者「むにゃむにゃ、もう食べられないのにぃ〜」スピー

戦士「どうだかな……正直なところ、掴みきれてない」

魔法使い「どういう意味?」

戦士「曖昧なように感じる。まだ日が浅いが、メリハリというか、なんというか……言葉ではうまく説明できん」

魔法使い「なんで、モンスターなんかに肩入れするのかな……」

戦士「さてな。魔王を倒す旅はしているんだ、肩入れしようとやることさえやっときゃ問題ない」


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