676: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/02/19(月) 15:15:52.89 ID:cZuVtgYmO
勇者「じっとしてろ」
リリム「ありがとぉ〜♪」
戦士「勇者……いいのか、これで……パーティメンバーよりも、魔族をとるのが、答えなのか……?」
勇者「そうだ」
戦士「……っ、そ、そんなっ、馬鹿げた話があるかぁっ! 長いとは言えない期間だが、苦楽をともにしてきた仲間だろう! 魔族はお前になにを……なにもしてくれるつもりなんかないだろっ⁉︎」
リリム「あはっ♪ ほんとに縄といてくれたぁ」
戦士「こ、こんなバラバラのパーティで、この先もやってくつもりなのか? なぁ、答えてくれよっ!!」
勇者「……ついてきたいと言ったのはお前たちだ。合わないのなら、戦士、お前も抜けろ」
戦士「……っ」
勇者「リリム、さっさと来た元へ帰れ。ニンゲンは襲うなよ」
リリム「はぁ〜い♪ お優しい勇者さまぁ〜、感謝しますぅ〜……い・ま・だ・けっ♪ キャハハハハッ!」バサッバサッ
戦士「……勇者……あんた、間違ってる。間違ってるよ」スタスタ
勇者「ふぅ……武闘家と僧侶はいかなくていいのか」
武闘家「正直、なにがしたいのか理解できない。でもアタイは師匠との約束があるから」
僧侶「聞かれるまでもありません〜。雲を貫く天でも地獄の底でも、お供いたしますぅ〜」
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