勇者「ニートになりたい」
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66: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/01/11(木) 10:32:38.37 ID:/prJW+7dO
【翌日 早朝 宿屋 食堂】

勇者「ごほん」

戦士&魔法使い&僧侶「……」ジィー

勇者「あの、むず痒いからそんなに見つめないでくれない?」

僧侶「話す時は人の目を見て話すものなのでぇ〜」

戦士「シャイボーイか」

魔法使い「童貞なんじゃない?」

勇者「言い返せないのが悔しい!」

戦士「なんだ、チェリーの方か」

勇者「……」プルプル

魔法使い「モテそうには見えないもの」

勇者「……はぁ、いいよ、もう。それで、今後の方針だが」

僧侶「勇者様とご一緒であればどこへでもぉ」

魔法使い「あ、あたし、別に、ただ、まぁあんたが勇者なら」

戦士「一緒に行けば強いモンスターと戦えるんだろ?」

勇者「自分の欲望に忠実か!」バンッ

僧侶「私たちから質問よろしいですかぁ?」

勇者「……なに?」

魔法使い「なんで、隠してたの? 勇者だって」

戦士「あたしらにだけじゃない。このまま隠し通せるかどうかは別として理由がわからない。ダーマが目的地というのも」

勇者「(遊び人になりたいのは本当! 隠してたのは面倒になりたくなかったらだよ! ……とは言え、正直に言うとヒンシュクを買いそうだな)」

魔法使い「もしかして、魔王軍からも隠すため?」

勇者「へ?」

僧侶「私もそれは考えましたぁ。勇者の所在がわかれば、近隣に被害が及ぶ恐れがありますもんねぇ」

戦士「……どうなんだ?」

勇者「あ、ああ! そうそう! その通り!」

魔法使い「……」ジトォー

勇者「俺のせいでまわりに被害なんてことになったらいかんですよ!」

戦士「……」ジトォー

勇者「い、いかんと思うのです、はぃ」

僧侶「くすくす。どちらにせよ、ダーマは魔王城に行く道の通過点上にあります〜」

勇者「ご、ごほん。パーティの件なんだが、希望するなら組むのはいいよ。上から目線で申し訳ないけど」

魔法使い「ほ、ほんとうっ⁉︎」ガタッ

勇者「ただし、条件がある。特に戦士」

戦士「む?」

勇者「無闇な殺生は禁止だ」

魔法使い「は、はぁっ⁉︎」

勇者「あくまで、正当防衛。鍛錬をしたいのなら半殺しまでにしとけ。喧嘩止まりのな」


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