勇者「ニートになりたい」
1- 20
621: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/02/14(水) 18:38:00.84 ID:bGKI1MBBO
【数十分後 魔王城 玉座】

大臣「魔王様のぉ〜、ご壇上ぉ〜」

四天王一同「……」ドゲザ

魔王「皆の者、ラクにせよ」スッ

四天王一同「はっ」ムク

大臣「各王よ。おそれながら本日も進行役を務めさせていただきます。ようこそ、魔王城へ」

魔王「今回の議題については特別に余が発表する。それはこの“勇者の腕”についてだ」ゴト

キングヒドラ「ホンモノでお間違いないのですかっ⁉︎」

大臣「何重にも検査をした結果、間違いございません」

オーガ「ベビードラゴンに咬みちぎられたというのも?」

大臣「お間違いござませんですじゃ」

キングヒドラ「……なんだ。たいしたことない。サキュバスよ。お前の報告と随分差があるようではないか、なぁ?」ニタァ

サキュバス「獣臭い顔でいやらしく笑わないでくれる? 醜くて不快だから」

キングヒドラ「な、なんだとぉっ⁉︎ 貴様ぁっ! 誰に向かって悪態をついたっ!!」ズシーン

サキュバス「わからないのかしらぁ? 頭お花畑?」

キングヒドラ「……」ゴゴゴッ

オーガ「事実をいわれ論点をズラしているよう見えるが」

サキュバス「おだまりっ!!」ピシャン

キングヒドラ「……なんだなんだ……そうかぁ、認めたくなかっただけかぁ」ニヤニヤ

サキュバス「貴様らは知能が低いから疑うこともしないだけであろう! 勇者が負けるはずがない!!」

オーガ「だが、証拠はある」

サキュバス「……っ!」

キングヒドラ「随分と高く勇者を評しているようだな? 負けるはずがなぁい? まるで恋人を想うようじゃないか?」

サキュバス「貴様……っ! 淫夢王をバカにしているのかっ⁉︎」クワッ

キングヒドラ「貴様こそ! 獣王をバカにしているのかぁっ!!」クワッ

大臣「み、みなさま、ご静粛に、ご静粛に。魔王様の御前であられますぞ」


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
748Res/717.30 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 書[5] 板[3] 1-[1] l20




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice