勇者「ニートになりたい」
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538: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/02/07(水) 18:54:59.53 ID:tg06EGxvO
占い師「あと、もうひとつ。これを渡しておく」

ジャン「(アイテムとかつまんねー。冷めた。なんだかすっごく冷めたわ)なんでしょ? 剣ですか?」

占い師「念のため、これを5個目の地点に一緒に埋めておけ。呪いをかけてある」

ジャン「どんな?」

占い師「お前は知らずともよい」

ジャン「あ、そう」スッ

占い師「……あの、本当に気にならないの?」

ジャン「え?」

占い師「や、普通だったら、こいつ何者だっ! とか、これにはこんな効果がっ⁉︎ とか」

ジャン「いや? 劇じゃないんだから用件が済んだなら帰れば?」

占い師「え……」

ジャン「あー、忙し忙し。お頭おぶっていかなくちゃ」ヒョイ

占い師「ちょ、ちょっとっ」

ジャン「ん?」

占い師「聞いて驚くがいい! その剣は呪われている!」

ジャン「聞いたよ」

占い師「うん、2回目……」

ジャン「じゃ、そういうことで」

占い師「聞くがいい! 私はっ!」

ジャン「……なによ?」

占い師「聞きたい?」

ジャン「いや」

占い師「……」プルプル

ジャン「わぁ〜。すごいなぁ〜。この剣にはこんな効果があったのかぁ〜」

占い師「聞いてないじゃん! 知らないじゃん! どんな効果があるとか!」

ジャン「……話したいの?」

占い師「……」プィ

ジャン「あー、魔族ってのはどの種族だぁ?」

占い師「き、聞きたいっ⁉︎」

ジャン「教えてほしいなぁー」


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