506: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/02/05(月) 13:23:39.21 ID:fQ/B2oVuO
勇者「なんだね?」
ガンダタ「おめぇの強さは常軌を逸してる。どこまでいっても孤独だぜ。勇者さんよ」
勇者「途中から意識があったな……狸寝入りしてやがったのか」
ガンダタ「メスどもがあんまりにもうるせぇからな。なぁ? わかってるか? 孤独を」
勇者「……」ギュゥッ
ガンダタ「ぎゃはっはっはっ! 芋虫を噛みしめたような顔しやがって! 充分理解して生きてきたかぁ? あ゛ぁ?」
勇者「黙れ……もう、行け」
ガンダタ「魔族でもねぇ! 人間でもねぇっ!! 勇者なんだぁ!! だぁっはっはっはっ! 笑えるぜぇっ! 知ったようなツラしてる若造が、誰より孤独な存在だとよぉっ!!」
勇者「やめろ、殺すぞ……!」ギロッ
ガンダタ「やってみろぉ? できんのかぁ? 勇者さまよぉ? ……偽善者なのもじゅ〜〜ぶんに理解ができた。おめぇはどっちつかずの、コウモリ野郎だ」ニタァ
勇者「……」バチィ バチバチィ
ガンダタ「殺れよっ!! やってみろ!! お前の本性を見せてみろやっ!!」
勇者「……行け」フッ
ガンダタ「ほぉら、コウモリ野郎だ! 口先ばっかりでなにもできやしねぇ! おめぇは自分の為に、勇者をやってるって気づいちゃいねぇ大馬鹿野郎よ!」
勇者「……」ギリッ
ガンダタ「せいぜい孤独と隣あわせで生きろや。いつか俺様が引導を与えてやるからよ、こいつぁ、傑作だ、だぁっはっはっはっ!」ノシノシ
勇者「(気づいてない? 俺は嫌というほどわかってるよ。だから、ニートになりたいんだ)」クルッ
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