406: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/01/29(月) 10:21:42.46 ID:NGx50bz8O
ジャン「なにからなにまでありがとう。キミには感謝している」
メイド「い、いえ。私はこれが責務ですので。失礼致します」ガチャ パタン
ジャン「――……ふぅ、結婚か」スポッ
勇者「聞きました奥さんwwあの姫が結婚ですってよwwしかも望まないwwメシウマww」ゴロゴロ
メイド「ジャン様、よろしいですか?」コンコン
勇者「おっとww……ごほん、しばし待たれよ」スポッ
メイド「あの、何度も申し訳ございません。会いたいというお方が」
ジャン「どうぞ。お入りください」
メイド「失礼致します」ガチャ
姫「……」スッ
ジャン「(ぬ、ぬおっ⁉︎ な、なななぜっ⁉︎)……これはこれは、ご機嫌麗しゅうございます。先ほどは大変失礼を」スッ
姫「上っ面だけのおべっかはいいんですの」チラ
メイド「ひ、姫さま。くれぐれも。では」パタン
姫「……」ジー
ジャン「(こいつとは1秒たりとも同じ空間にいたくねぇ)どうなされました? 私になにか? まずはお座りください」
姫「あなた、この城に来るのは何回目ですの?」
ジャン「え? えーと、数回ほどです。いや、回数をよく覚えていないのは前回から期間が開いておりまして」
姫「どれぐらい?」
ジャン「(や、やけにつっこんでくるな)一年ほどでしょうか。申し訳ございません、あやふやで」
姫「声の感じからして年配には見えないですけれど。ボケてるんですの? それとも物覚えが悪いだけ?」
ジャン「(こ、このっ、腐れビ○チ)気を悪くされたのならば申し訳ありません」
姫「そのマスクの下は、ひどいヤケドがあるんでしたわね?」
ジャン「はい」
姫「とってみてはくれませんの?」
ジャン「(しつけぇな!)私はかまいませんが、姫を不快にさせるわけには」
姫「かまいません」
ジャン「い、いえ、でも、それでは」
姫「かまわないと言っているんですの」
ジャン「(なんなんだよこの食いつきようは)……なぜ、私のヤケド痕を? やはり、先ほどの罰では」
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