184: ◆7Ub330dMyM[saga]
2018/01/15(月) 18:10:59.68 ID:SH/yhARoO
勇者「村の男人口に対して、お前ひとりじゃ数が足りないだろ? それとも何人も相手にできるの?」
リリス「……バカじゃないみたいだね」
勇者「どーにもわからねぇんだよなぁ。カラクリが。たぶんどんどん近づいていってるんだろうけど」
リリス「……」バサッバサッ
勇者「飛べるんだ、それ」
武闘家「アタイも同じこと言った」
勇者「伝説によるとさぁ、枕元にたってるんだろう? んで、お香が導入剤。ここまではわかる。納得できる」
戦士「……?」
勇者「触れるのが必要なら、わざわざひとりずつ触っていってたのか? 一度触れてしまえば、後は放置プレイ? 勝手に夢の中で?」
リリス「我が一族の秘密……。きさま、それを探っているのかっ⁉︎」バサッバサッ
勇者「武器屋のおっちゃんが言うには、魂を吸われていたって。てことはだよ? 夢の中にもなんらかの実体があるはずだよなぁ? 吸えねーだろ? じゃないと」
リリス「こ、こいつ……!」
勇者「そこで、今の質問に戻るわけだ。何匹ここにいる」
リリス「答えると思うか……うふふ、女よりも男は容易い」
勇者「ん?」
リリス「男なぞ、所詮タネを飛ばすだけの生物。ヤリたい気持ちが先行するだけの愚鈍な生き物」スッ
勇者「……」ジィー
リリス「……はぁっ!!」バサァッ
勇者「翼目一杯広げて、どうし……あら?」クラッ
リリス「オンナの秘密はね、知りたいのなら命をかけなくちゃ。男ならわかるわよね?」スタッ
勇者「あ、あいにくと、付き合ったことがないもんで」フラフラ
戦士「勇者っ! おい、どうした!」
武闘家「余裕ぶってるから……!」
リリス「あら? 勇者なのに童貞なの? 股間のソードは未使用のまま?」
勇者「とっておいてあるんだ。ここぞって時のために」ガクッ
リリス「経験を積んだ方がいいわよ? 私が相手になりましょうか?」
勇者「結構です」キッパリ
リリス「……人間が。淫夢に溺れれば、そのような減らず口をたたけなくなる」
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