7:名無しNIPPER
2018/01/08(月) 21:22:30.63 ID:SpRwY0O20
男は何かを探しているようだった。
唇に曲げた指を押し当て、指笛を鳴らす。
ピィという音が木々の間に吸い込まれていく。
そして、何かを確信したように頷いた。
男「杖は持っているか? これから試練を始める。
勇者になるための試練だ。用意しろ」
魔法使い「え、所持はしていますが。そんな急に。
……いえ、わかりました。今、杖を用意します。
……これです」ゴソゴソ
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