96: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/01/13(土) 22:56:41.19 ID:Xatsirjn0
― 男子トイレ ―
のび太「好きだっていったりきらいだっていったり、ワケわかんないよ!」
ドラえもん「いや、本当は好きなんだよ! 理由はわからないけど、自分にウソを
ついているんだ。嫌いだって言い聞かせているだけなんだよ」
のび太「なんのために?」
ドラえもん「……わからない。けど、きっとなにか深い事情があるんだろうね」
のび太「そっか。好きなことを好きっていえないんだ……なんだかかわいそう」
ドラえもん「うん。なんとかしてあげたいね」
のび太「でもどうすればいいんだろう……?」
ドラえもん「こればっかりはぼくにもわからないよ」
のび太「もう! かんじんなときに役に立たないんだから!」
ドラえもん「しょうがないだろ! どうせぼくは落ちこぼれのダメダメロボットだよ!」
のび太「べつにそこまでは言ってないけど……」
その時、二人の前に突然タイムホールが開く。
ドラえもん「な、なんだ?!」
のび太「なに?!」
「ちわーっす。未来デパートの者でーす。ドラえもんさんいらっしゃいますかー?
ドラミさんからお中元の品のお届けでーす」
ドラえもん「あ、宅配の人か。ご苦労様です」
「じゃ、サインここにお願いします」
ドラえもん「はいはい」
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