81: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/01/09(火) 23:52:22.32 ID:f4dScVjg0
健気な子供達の姿に石丸は深い感銘を受けたが、それと同時に自己嫌悪に陥ってしまった。
石丸「……子供達ですらこんなに頑張っているというのに、高校生で風紀委員の
僕は役に立つ意見の一つすら言えない。どうにも僕は空気が読めないな……」
ドラえもん「あ、あの……そんなにおちこまないで。のび太くんはまだ子供だから、ね?」アタフタ
石丸「……いや、いいんだ。ありがとう。力になれなくてすまない……」
のび太「はやく行こうよ、ドラえもん。ぼくたちには時間がないんだから!」
ドラえもん「う、うん……」チラッ
石丸「…………」ブツブツ
後ろ髪を引かれながらもドラえもんは部屋を後にした。
ドラえもん「なんだか悪いことしちゃったなぁ」
のび太「しかたないよ。いまはあの人にかまってるヨユウはないんだし。
それより急がないと! 全員に順番に聞いていってみる?」
ドラえもん「気をつけないと舞園さんに見つかるかもしれない。それに、あまり動きすぎると
黒幕に怪しまれるよ。ぼくたちは今監視されているんだから」
のび太「じゃあ、とりあえず苗木さんに話を聞いたらまたそうだん会しよっか」
◇ ◇ ◇
のび太「どこにもいないね」
ドラえもん「部屋にいるんじゃないかな? そうなら好都合だ。行ってみよう」
苗木の部屋の前に来た二人はインターホンを鳴らす。
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