73: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/01/09(火) 21:37:03.23 ID:f4dScVjg0
ドラえもん「何も……ないよ……」
桑田「ハァ? 何もなくてあんな悲鳴あげるかフツー? ……つーかなんだよ。
幽霊でも見てるみたいな顔して人を見やがってさ」
ドラえもん「あ、いや、その」
のび太「ゴキブリ! こーんなおっきなゴキブリがそこにいたんだ!」
桑田「ハアァ?」
石丸「どうしたあああっ?! 何があったんだ! 大丈夫かね、二人共?!」
桑田「……ああ、大丈夫だ。ゴキブリだってよ。まったく人騒がせなヤツらだぜ」
石丸「む、虫だと? なんだ、良かった……しかし男子たるもの、たかだか虫程度で
あのように盛大な悲鳴をあげるとは些か情けないぞ!」
ドラえもん「ご、ごめんなさい」
のび太「さっきのことで、ちょっとこわくなっちゃってて……」
石丸「ム……そうであったか。そうだな。あまり思いたくはないが、あの映像を見た誰かが、
早まった行動を取らないとは断言出来ない。外で待っているから早く手を洗いたまえ」
ドラえもん「はい……」
のび太「どうしよう。これ以上トイレにこもれないよ。へんに思われちゃう」
ドラえもん「そうだ。もう一ヶ所監視カメラのない所があっただろう?」
のび太「そんな場所あったっけ?」
ドラえもん「個室のシャワールームだよ! シャワーを浴びるふりをして続きを話そう」
のび太「うん……」
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