695: ◆takaJZRsBc[saga]
2019/05/27(月) 00:34:30.06 ID:kI/AMyHm0
山田「突然どうしたんですか? ガラにもない……」
セレス「落ち着きなさい、山田君」
山田「セレス殿……」
セレス「いつもなら真っ先に逃げることを考える沈没船のネズミのような葉隠君が
珍しく必死に説得しているのですよ? 話だけでも聞いてみては?」
葉隠「……酷い例えだべ」
苦笑するが反論は出来ない。現につい先程まで葉隠は自分一人だけでも助かろうとしていた。
霧切「何か勝算があるのね?」
葉隠「見えたんだべ! 山田っちが巨大なロボットに乗って戦う姿が!」
山田「ハァ?! ガンダムじゃあるまいし。一体どこにロボットがあるっていうんですか?!」
ドラえもん「ザンダクロス……」
「え?」
ドラえもんの呟きに、全員が振り返った。
ドラえもん「そうだ。絶対絶命のあの時だって、ザンダクロスがいてくれたから僕達は戦えたんだ!」
霧切「そのザンダクロスは今どこに?」
ドラえもん「……もういない。歴史が変わったから。どこかの宇宙にはいるかもしれないけど」
山田「結局無意味じゃなかったですか! 無駄な希望なんて持たせないでくださいよ!
そんなのただ絶望するより残酷だ! 現実は漫画じゃないんですよ!」
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