676: ◆takaJZRsBc[saga]
2019/04/21(日) 01:56:17.77 ID:GIEAlWj20
ドラメッド「みんな……みんな! 自分や大切な人のために命を懸けて戦っている!
中にはのび太君のようなこの世界と無関係の子供までが!!」
ドラメッド「お主は仲間もその家族も、自分の母親すら見捨てて一人逃げるのである。
ならば、それくらい背負うのが筋というものであろう?」
葉隠「あ……」
葉隠(いつもの調子でわかったって言えばいい。適当なことを言うのは得意だ。
どうせ口約束なんだべ。わかりゃしねえ……けど、だけど)
しかし、葉隠の意志に反して言葉は出て来なかった。
― 音楽室 ―
ミニドラ「ドララ! ドララ!」
ドラリーニョ「変なものを見つけた?」
相棒のミニドラ軍団に連れられドラリーニョは音楽室に入った。
そこには机の下に潜り込み震える山田の姿があった。
山田「…………」ブルブル
ドラリーニョ「なんだろう、これ?」
ドラリーニョ「わかった、オシリだー! かくれんぼしてるんだね? みーっけ!」
山田「わっ?! ……なんだ、あなたでしたか。驚かさないでくださいよ!」
ドラリーニョ「ごめんごめん! なんで一人でかくれてたの?」
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