660: ◆takaJZRsBc[saga]
2019/02/28(木) 00:38:18.75 ID:uNeTXwXQ0
カムクラ「大富豪の十神家に生まれればそれだけで勝ち組。あなた方はそう思っていませんか?」
のび太「え、ちがうの?」
カムクラ「とんでもない。世界中に母親の違う後継者候補がいて、一つしかない後継者の
椅子を巡って争い合い、勝ち残った一人だけが十神家正当後継者になれるのです」
ドラえもん(セワシくんの言っていた十神くんの過去がそれか!)
苗木「それって血の繋がった実の兄弟達と争うってこと?!」
山田「バトルロワイアルするということですか?!」
十神「殺しはしないが似たようなものだ。負けた人間は一族追放だからな。……みんな必死だ」
桑田「追放?! おかしいだろ、そんなの!」
十神「おかしかろうが何だろうが俺達子供に拒否権はない。俺は末子で一番不利だったが、血へどを
吐くくらい学び鍛え、兄姉達を蹴落としていった……そして今の地位を手に入れたのだ」
カムクラ「もしこのような経緯がなければ彼は単なる七光りでしかなく、スカウトはなかったかも
しれません。いや、資金のためのコネ枠はありますからコネとして入り、研究対象には
ならなかったか。彼もまた環境が与えた影響を見るためのサンプルだったのでしょう」
十神「…………」ギリッ!
石丸「十神君、幼い時からそんなに苦労を……」
朝日奈「ずっと偉そうで嫌なヤツって思ってたけど……私、あなたのこと誤解してたよ。ごめん」
十神「……チッ」
マタドーラ「サンプルサンプルって、人をなんだと思ってやがる……!」
のび太「マタドーラ! 起きたの?」
マタドーラ「まったく、おめーらの声が大きいから起きちまったぜ。大体の流れは
わかったが、この学校がおかしなことと今の状況はどう関係してるんだ?」
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