298: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/03/18(日) 00:19:42.79 ID:Pe+kUqiB0
苗木「うん。腐川さんのことが気になってるのって僕達だけなのかなって」
ドラえもん「そうか! いきなり全員はムリでも何人か交流を持てばそれがキッカケになるってことだね」
のび太「お兄さんあたまいい!」
苗木「ハハ、そんなたいしたものじゃないよ。それじゃあ、手分けして聞き込みしてみる?」
ドラえもん「じゃあ早速……」
のび太「相部屋の二人にききにいってみよう」
― 石丸の部屋 ―
のび太「というわけなんだけど……」
石丸「またそんなことを……君達は本当に感心な子供達だな! 日本の未来は安泰だ!」ブワッ!
のび太「いやそこまでじゃないけど……」
ドラえもん「石丸くん、落ち着いて」
石丸「それで、腐川君のことなのだが……僕も正直今のままでは良くないとは思っている」
のび太「じゃあ……」
石丸「しかし……駄目なのだ。腐川君がジェノサイダーという人格とは別人だというのは
頭ではわかっているのだが、どうしても折り合いがつかないというか……正直怖い」
石丸「ジェノサイダーの存在もやったことも主義思想もけしからんことばかりで
風紀委員として放置する訳にはいかんと考えてはいるのだが、僕の力では……」
のび太「そっかぁ」
石丸「……君達は勇敢だ。殺人鬼相手に平然と話をすることが出来るのだから。
時に人はそれを無知や蛮勇と罵るかもしれないが、僕は心から敬意を払う」
ドラえもん・のび太「…………」
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