206: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/02/04(日) 01:19:41.43 ID:kMlSggZc0
ドラえもん・のび太「やったああああああああああああっ!!」
二人は手を取り合って小躍りする。
のび太「やった! やったよ! ぼくたち、とうとう不二咲さんをすくえたんだ!」
ドラえもん「ここまで長かったねぇ! いやー良かった良かった!!」
大亜「そうか。紋土は殺さなかったか……」フゥー
流石の大亜も緊張したのか顔から冷や汗が流れていた。
のび太「ありがとう、お兄さん! ぜんぶお兄さんのおかげです!」
ドラえもん「本当にお世話になりました!」
大亜「いや、いいってことよ。未来に戻ったら紋土によろしくな」
ドラえもん「はい!」
大亜「困ったことがあればいつでも来いや。俺達はもうダチだからな。どんなことでも助けてやる」
大亜「“男の約束”だ」
のび太「うん! 男の約束だね!」
ドラえもん「ありがとうございました。未来でまた会いましょう。それではさよなら!」
のび太「さよーならー!」
タケコプターをつけた二人は、離れた場所に隠してあるタイムホールに飛んでいく。
大亜「達者でな。……ハア、行っちまった」
小さな友人達が去って行った空を仰ぎながら、大亜は静かに呟いた。
大亜「――また会おうぜ、兄弟」
1002Res/769.82 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
書[5]
板[3] 1-[1] l20