163: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/01/27(土) 20:40:13.18 ID:ZA+kMaR80
第七話 お兄さんとのやくそく(前編)
― 食堂 ―
苗木「舞園さん……今の話、本当……?」
舞園「全て、本当の話です」
山田「ひえええええ! とうとう事件が起こってしまうとは……!」
石丸「な、何故だ! 何故そんな馬鹿なことを……!」
舞園「私、実はあのDVDを見てしまったんです。それで、ここから出なきゃ……
帰らなきゃって、強く思って……馬鹿なことを考えました」
桑田「え、う、ウソだろ……よりによって舞園ちゃんがさぁ……」
十神「他ならぬ本人が認めているのに嘘も何もないだろう。それで、何故犯行をやめた?」
舞園「見られていたんです。私が腐川さんの部屋に呼び出しのメモを挟んだのを」
腐川「あ、あ、あたしぃっ?! あんた……あ、あたしを殺すつもりだったの?!
こ、これだから美人は信用出来ないのよ! この鬼、悪魔、アバズレ!」
桑田「お、おい! 一応殺すのやめたんだし、そういう言い方は……」
舞園「いいんです」
桑田「でもよ……」
舞園「私、桑田君に庇ってもらう資格なんてないんです。だって……
私が最初に殺そうと思った相手はあなたなんですよ?」
桑田「えっ?!!」
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