150: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/01/20(土) 20:39:02.09 ID:KqIBAhZ20
大和田「この話はシメっぽくなっちまうからヤメだ。そうだ。代わりに俺と兄貴の武勇伝なら
いくらでも聞かせてやるぜ! 二人で散々暴れて荒らしまくったからよぉ!」
その後、大和田による武勇伝が延々と続く。
大和田「どうだ? すげーだろ? のび太、オメェももう少し大きくなったらうちに来るか?」
ドラえもん「のび太くんにはムリだよ。怖がりで根性なしだもん」
のび太「ひどい! ……まあ、じぶんでもムリだとおもうけどさ」
大和田「じゃあ、ここから出たら俺の後ろに乗せてやるよ!」
のび太「わあー、ほんとう?!」
ドラえもん「いいなぁ!」
大和田「ドラえもんもだ。順番に乗せてやるよ。『男の約束』だ」
のび太「男のやくそく……」
大和田「あ、どうした?」
のび太「ねえ、お兄さん……もし、もしもだよ? その男のやくそくのために、じぶんの
大切なもののためにだれかをころさなきゃいけなくなったらどうする?」
大和田「!! のび太、おめぇ……!」
ドラえもん「のび太くん! あ、ごめんね。ぼくたち、その……コロシアイを止めるには
どうすればいいかってさっきからずっと話してて! 別に大和田くんが
人を殺しそうとかそんなこと思ってるわけじゃないから! 本当に!」
大和田「…………」
しばらく大和田は腕を組んで考え込んでいた。
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