135: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/01/17(水) 23:02:25.01 ID:tukZbStW0
苗木「コロシアイを防ぐための案かな? いいよ、何でも聞いて。役に立てるかわからないけど」
のび太「えーっと……」チラッ
のび太(ぼくがはなすとよけいなことをいいそうだし、ドラえもんがはなしてよ)
ドラえもん(わかった、任せて)
ドラえもん「あくまで例えば、の話だよ? もし、もしも何か凄い大切なものがあって、
そのために人を殺してもいいくらい思い詰めている人がいるとしたら、
どうすればその人を止められると思う?」
苗木「うわ、また難問だなぁ。というか、君達随分難しいこと考えてるんだね……
僕でもそんなこと考えたことないよ。ちょっと待ってね。今考えるから」
そう言うと、うんうん唸りながら苗木は考え始める。
苗木「……うーん、ありきたりかもしれないけど『どんな理由があったって、人を殺して
叶えようとするなんて間違ってる』って言うかな。それが大事なものであればあるほど、
そんな手段で守ろうとするなんて僕は間違ってると思うんだ」
のび太「なるほど」
ドラえもん「その好きなものに対しての冒涜だって説得するんだね」
苗木「うん。本当にそれが好きであればあるほど、人殺しの無意味さとか
残酷さで説得しようとしても意味がないんじゃないかって思ったんだ」
ドラえもん(確かに。もう人を殺そうと決意してしまっている人に、単に
人殺しはダメだなんて言っても通じないだろうしね……)
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