ドラえもん「ダンガンロンパ?」
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119: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/01/14(日) 21:35:00.98 ID:vQefG67b0

桑田「だから! 俺は考えたの。野球嫌いなことにして先生や監督に頼まれて嫌々試合に
    出てるって形にすれば、練習は最低限で済む。陰口も聞かなくて済む!」

桑田「俺が練習は嫌いだからしないって言うとみんなお前らみたいな、ああこれだから
    天才はって顔するけど、野球が嫌いならそれも仕方ないって思ってもらえるだろ!」

舞園「…………」

霧切「もしかして、ミュージシャンを目指しているというのもそれに関係があるのかしら?」

桑田「ああ。音楽は昔から好きだし、野球ほど才能ないだろ? だから、すぐに上手くなったりは
    しないけどそのぶんいくら練習しても飽きねえし、上手すぎて陰口叩かれることもないしな」

苗木「……え?! ちょっと待ってよ! ミュージシャンを目指してるのは、
    美容院のお姉さんと付き合いたいからって前に言ってなかったっけ?!」

桑田「ああ、その話は半分本当で半分ウソだ。お姉さんとお付き合いしたいってのは本当。
    でもそのためにミュージシャン目指したってのはウソ。だってさ、いくらお付き合い
    したいからって、俳優だのミュージシャンだのそうコロコロなれるワケねーだろ」

苗木「えー、うっそーん……(信じてたのに)」ガーン

桑田「それに、ほら! 俺に努力とかなんか似合わないじゃん! 練習してなくてもいつのまにか
    出来てるって方が俺のキャラに合ってるし。だからマジで目指してたのは秘密だったんだよ!」

江ノ島「あんたねぇ……」

セレス「まあ桑田君ですから」

石丸「では君は……自分が才能があり尚且つ大好きなものを
    諦めようとしていたというのか。そんな……」

石丸(天才というものは皆等しく才能に胡座をかいている……その代表例かと思っていた桑田君が、
    こんな悲しい選択をして陰で努力をしていたなんて。一体僕は彼の何を見ていたのだ!)

ドラえもん「……そっか、そんないやなことがあったんだね」

桑田「そうさ。だから俺は野球が嫌いになったんだ。嫌いだって何度も自分に言い聞かせてたら
    本当に嫌いになった気がして……今は野球なんて嫌いで嫌いで仕方ねえんだよッ!!」




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