106: ◆takaJZRsBc[saga]
2018/01/14(日) 19:34:50.70 ID:vQefG67b0
舞園「……そういえば、昨日も桑田君を野球に誘っていましたね」
石丸「のび太君は現在友達がキャプテンをしている地域の野球チームに所属しているのだが」
石丸「その友達というのはジャイアン君と言ってとんでもないガキ大将なのだ!
そして事あるごとにのび太君をイジメるらしい!」
葉隠「ジャイアン? ジャイアント馬場か?」
山田「ガキ大将でジャイアン……子供向け漫画のキャラクターみたいな安直さですな」
朝日奈「アハハ、ジャイアンだって変な名前!」
苗木「いや、アダ名だと思うよ?」
石丸「のび太君は元々運動が苦手で、今もこんな所に閉じ込められますます野球が下手に
なってしまうことを危惧している。このままでは帰ってからイジメられてしまうだろう!」
大神「成程。つまりはここに閉じ込められている間に特訓したいということか」
石丸「そうだ! のび太君がイジメられないように僕達は年長者として協力する義務がある!
そしてのび太君は超高校級の野球選手である桑田君を指名したのだ。わかったか!」
石丸(昨日はのび太君達が困っていたのに僕は何の役にも立てなかった。みんなを
まとめる風紀委員として、いや人生の先輩として余りにも不甲斐ない……)
石丸(これはチャンスなのだ! 今日ここで僕は名誉を挽回し汚名を返上するぞ!!)
熱い決意と共に石丸の真っ赤な瞳が狂気的に爛々と輝く。
桑田「冗談じゃねえよ! 俺の意思は無視か?!」
石丸「無視に決まっているだろう! 子供の希望を優先する!!」
桑田「やめてくれよ……俺は本当に野球が嫌いなんだって……!」
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