2:名無しNIPPER[saga]
2018/01/07(日) 21:28:46.02 ID:yFLsf5WwO
100メートルほど前方に隊長の背中を見つけた。ヨダレが垂れる。垂らしたままで、即座に駆けだした。かまわない。どうせ声をかける頃までにはシラフに戻ってる。
「たいちょう」
頬がぽうっと暖まり、ついでに日差しも暖かい。今日は風が冷たいけれども天気は良い。こういう日のお昼休みはこの季節であっても学園の中庭は賑やかになる。黒森峰の生徒はやわじゃない。あちらこちらで生徒達がご飯とおしゃべりをしてる。その大勢の生徒達の向こうに、隊長の背中はある。でも全然問題ない。運動神経には自信があった。
「ハッ、ヨッ、ハッ」
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