17:名無しNIPPER[saga]
2018/01/08(月) 20:19:45.06 ID:2JCfL+jf0
「え、えぇ?」
さすがに、たじろぐ。もっと激しくしろという事なのだろうか。いいのだおるか。
だけど隊長の声はあくまでも楽しそう。ということは、力を込めても失礼にはあたらない。むしろこのまま何もしないほうが失礼なのかもしれない。
「じゃあ……」
ためらう気持ちを飲み込んで、もう一度、指先に力を籠める。二頭筋のあたりにはまだためらいの気持がわだかまっていたから、なおのこと腕に力を込めた。
ぐぐっと、指先を押し当てる。隊長の体温がはっきりと指先に伝わる。
「っ」
錆びたカギ穴を無理やりこじ開けるように、グリッと。押し当てた指の背の下で、隊長の生えかけの毛が身をよじっている。それらを引き抜かんばかりの勢いで、指先をさらにねじる。
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