85: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 23:41:01.35 ID:6rZ5mY140
第8話 恋がしたい!
教室から空見上げる。
雪が降っている。綺麗だ。
六花……その由来。唯一無二の雪の結晶から、この子だけは特別な人だということからきた。
最近その結晶の唯一無二を再現できたらしい。その名は「アイデンティカル ツインズ」という。俺も六花色に染まって“アイデンティカル ツインズ”の称号を得たのかな。
その唯一無二の六花。それも正しく中二病であり、ありもしない魔法やドラゴンが出せるとか、自分が本気を出したら世界を滅ぼせるとか、絶対を行き過ぎた少女。
そんなことあるはずないのに。日本史や世界史を見返してみてもどう見ても偶然の仕業だった。
でも皆が中二病だって言っても、ダメだと言える確証はないじゃないか。頭の中にちゃんと存在しているなら、現実にあることと同じさ。最初の頃の全能なころの自分を思い出せばなんだって倒せる。落ち込んでも泣かないで。最初の自分を忘れなきゃ必ず助けてくれる。六花がそう教えてくれた。
六花と毎日いると、中二病は否定できないんだ。なぜか魔法にかけられた気分になる。なぜか普通の光景の毎日がすごく楽しいんだ。昔の俺のダークフレイムマスターだったように、この地球の主人公は俺だ!って。そう思って生きるとどんな障壁でも六花と一緒なら闇の力の解放で倒せる。どんな社会の悪魔が現れようが俺たち二人を止める者はいない。俺たち二人で世界を回すんだ。それが俺たちの魔法。愛!この力が途切れることはない!
でも現実的に考えて、途中で別れたりするかもしれない。。
できないかもしれない?
そんなの神様の力がなくてもできると思う。
俺が理論上不可能だった恋愛そして結婚するという行為を、成し遂げられたんだ。
だったら、ドラゴンや魔法少女も、あるって言い張ればいつか必ず出会えるよ。
中二病は存在する。
それは
思うだけでいい。
世界は俺達のためにある。
六花の笑顔がそう思わせてくれた。
六花と老人になってもずっとドキドキしたいって気持ちも絶対叶うよ。
毎日が中二病な世界で楽しいはずだよ。
それが六花が好きな理由なんだ。
道でこけたら、また砂をパンパンはたいて立ち上がればいいんだよ。
俺と六花の物語だから、最後は必ずハッピーエンドだよ。
必ず何とかなるよ。六花、進もうよ。
俺も支えるからさ、だからパンパンはたいてほしいな。
六花か俺がどんなに不可能な世界に行っても、絶対一緒に歩いて行ける。
だって最強だからしかたないだろ。どこまでも行けるんだ。
でも天国に行ったら、そのときは一緒にお花畑で踊ろうよ。
そして中二病の技を使ってまた皆で騒ごうよ。
寂しくないよ。悲しくないよ。ちょっと別れるだけなんだ。また会える。
六花なんだもん。また遊ぼうって言ったら笑顔で迎えてくれるよ。
そのときは盛大にハグしてね。
いつかこの雪が降り終わるように。
エンドレスという言葉はなく。
六花は必ず死ぬ。俺も必ず死ぬ。悲しい日は必ずやってくる。
だから今を永遠にしたい。
六花と登校する残り数えられる日々を、笑った六花も、怒った六花も、泣いた六花も、いつまでも愛したい。飽きるだろうけれど無限に広がる毎日は有限だから、このほのかな体や唇、体の香り、そして心の温かさを永遠に噛みしめたい。唇の中に魂が入って一つになりたい。もっと知りたい。
最後の高校生活まで、そして大人になっても楽しみたい。
中二病な六花が好きだ。心の底から好きだ。愛してるんだ。
卒業したら俺が中二病になればいいだけの話さ。
また二人で世界を敵に回そう。
大丈夫!絶対に勝てるから!俺と六花なら!!
ずっと一緒だよ!永遠だよ!手を離したりしないよ!
神様を倒してでもずっと一緒に居たい。
例え誰かのせいでひどい目にあっても、
大好きだったあの頃の気持ちを忘れないで。
信じればずっと一緒に居られるんだ。
明日も、明後日も、100年後も、輪廻を巡っても、天国でも、
絶対にずっと一緒。ずっと新婚旅行。
二人で歩いた道が物語になる。
愛はずっと守られる。一生の宝物。
信じればきっと会える。
だって俺達は、
永遠契約で結ばれているのだから
END
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