六花「勇太をなんとしてでも独占したい!」
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17: ◆L3c45GW7tE[saga]
2018/01/05(金) 22:55:05.53 ID:6rZ5mY140
六花はその成功したドヤ顔を見せると、再びドームの前に向き、何事もなかったかのようにゆっくりと暗黒の中に入っていく。
愛が、憎しみが、憎悪に変わるってことはこういうことか。ああ、そうなのか。
序列を成す歩き方の六花が一歩二歩、足跡を構築していく。俺はその序列に逆らい、しかし彼女に存在を気付かれないよう静かにその影の最短まで足をのばす。
彼女は一瞬振り向く、それが殺傷の合図だった。
俺は段々侵食していく影の実在へと猛烈に駆け寄り六花の横腹に触る。彼女の抵抗より早く爪の先を肌色に並べ、憎い脂肪を内臓までえぐり音階をつくる。
六花「きゃあああああああああああ!!!!」
クレーターが出没しては消えそれの繰り返しを、目に見えぬ移動速度で凌駕する。
勇太「こーちょちょこちょこちょ!!」
六花「いやあああっはっはっはっはっはははははははは!」
勇太「こちょちょこちょこちょこちょこちょ!」
六花「はははははははやめてきゃははははははは!!!」
勇太「こちょちょこちょこちょちょちょちょん!!」
六花「やはははははははははは、あーはっ、はっはっやん!!!」
勇太「ツンツンツンツンツン」
六花「いやいやあはははははははは、はははははっもうはははは」
俺は逃がすまいと六花の脇腹の前を4本指でしっかりつかみ、六花のしりに俺の下半身が抱くようにくっついて、親指を六花のふっくら柔らかいお腹の中央まで円周を描いて穴に落とす。六花は理性が飛んだあまり唾を止まらず出して、涙を流して顔が最高潮に赤くなる。
勇太「おへそが弱いのか?おへそが弱いのか?ツン!ツン!ツン!」
六花「きゃははははははははっ!あははははは!あん!あん!あん!」
六花のお尻が自由左右に動くせいで、俺の下半身が擦れるたびに刺激される。そして大きく太くなっていくが俺の理性が制御できない!どさくさだ!
俺の親指が深く沈むたびに、六花は「あんっ!」と天井を向いて体が跳ぶ。
勇太「こちょこちょこちょこちょこちょ!!」
六花「おねもうやめはっはっはっはっ!!!あん!はっはっはっはっ!!!!あん!」
勇太「こちょこちょこちょこちょこちょこちょ!!」
六花「あはははははははははは!!!やん!」
勇太「はあ、はあ、はあこちょこちょこちょ!!」
六花「はあ、はああん!はははははっ!はぁ、はぁ、はぁ……」
勇太「はあ、はあ、こちょこちょ」
六花「やはははあああああ…….はははは……」
勇太「はあ、はあ……」
六花「ゆうた!もうや!」
六花が激怒したので、今日はこれにて終了とする。
腕はしおれ地に落ち、俺と六花は生暖かい空気を吐きながら、暗いアスファルトの中で横たわる。
六花がゆうた……。と呼んでくるその普通の顔が、愛らしすぎて愛くるしすぎて、疲れて髪ごと垂れた涙と唾だらけの懸命に呼吸する六花を、ハグしたくなる。そして優しく包み込む。
六花も拒絶せず、俺を優しく迎えてくれる。興奮が冷めた広大な世界なのに俺一人ぼっちでぽつんといるのが寂しい。誰かがほしくてたまらない。六花の温かさを永遠に感じたい。
しばらくお互いの生温かさを抱いた後、六花の静態にひびができたので俺の腕を元に戻す。六花は立ち上がり明るい表情で俺の顔を伺ったため、俺もそろそろ行こうかなって気分になる。
彼女を差し置いて光の出る先を体で掴もうと出口に行くと、何の拍子も感じぬままお腹の中に衝撃が走る。六花の小さい拳が奇麗に軌道を描いたようで腹の中に一発かまされた。もしやと恐怖にかられると六花は歯をうならせこちらを睨みつけていた。ってやばい!
宇宙の星からやってきた大怪獣の声をうぎゃああああ〜〜〜と両手の指を張り上げ威嚇、その平手打ちを俺の全身に八つ当たりしてきた!いたい!いたい!いたい!いたい!
勇太「ごめんごめん!」
と言う割にあまりに痛かったので、六花の背中を丸めて横からテンポよく張り手を振り下ろし大怪獣の撃退に成功する。
六花「なんか違う!ゆうたが怪獣で私がウルトラマン!」
急に変なこと言いだしたので、お、おうと承知し、俺がうぎゃああ〜〜♡と両手を天高く上げ威嚇のポーズをとると、自称ウルトラマンさんは光速で俺の目の前に詰め寄り内臓に感触のある鈍い音をつくる。言葉が出なかった。みぞおちだろう。俺は声の出ぬまま正義のヒーロー六花さんの横に静かに倒れ生理的な涙をこぼした。呼吸のできない俺を横目にやったぜ!のどや顔をして腰に手をつけ自身を威張る。目の前がボヤっと薄れる。さっきはごめん、お前の価値は認めるぜ。あと数年は生きたかった……。

気が付くと声が出るぐらいには回復しており、またアスファルトの冷たすぎて露路の地獄にいるような寒さが体に滲むのが嫌で、六花と共についに、ついに、ついに!!ベンチという神様仏様に代表された腰と足の激痛を受け止めてくれる憩いの場にやってきた!!やったああああ!!!!HP全回復できる!!!嬉しくて俺は園児のように駆け寄り一番先に座る。悔しがった六花も慌てて二番乗りを名乗り出る。あ〜。この痛みの退いて快楽物質の流れ背もたれに効くし重力に引っ張られるこの感触が心地いいなー。


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