122: ◆nvIvS/Qwrg[saga]
2018/01/08(月) 22:55:15.94 ID:tFR3WIer0
「嬉しいなー」
繋いだ手をぶんぶんと振る千代美。
考えてみれば、私が嫌がっていた頃から千代美はずっと手を繋ぎたがっていたのだ。私の方から彼女の手を引くことは、彼女にとって特別な事なのだろう。
少し感慨深い。まあ、喜んでくれるなら何よりだ。
暫くそうやって歩いていると、前方から肩を落として歩いてくる友人に千代美が気付いた。
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