8:名無しNIPPER
2018/01/03(水) 16:46:47.90 ID:GlK7P5xA0
……
「なによ、肝心な時に役に立たないわね……!」
帰って早々、魔界通販のカタログに端から端、隅から隅まで目を通した。
もしかしたら、悪魔の力を抑える道具なんて都合の良いものがあるかもしれない。そんな淡い希望に心を満たしながら。
しかし結果として適したものが見つかることはなく、またもなまじ希望を抱いていた反動がのしかかるだけであった。
自身の存在が彼女に悪影響を与えるという事実に、焦りと苛立ちだけが募っていく。
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