恭子「充電?」咲「はい」
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5:名無しNIPPER
2018/01/01(月) 21:18:26.52 ID:3BTb0vF80
と、そこで両手に持っていたそれが振動する。

着信だ。相手は恭子。

咲は一も二もなく通話ボタンを押した。

咲「はい」

恭子『咲か。今、大丈夫かいな』

落ち着いた恭子の声が咲の鼓膜を揺るがす。

囁くような声は深夜という時間を慮ってのことだろう。

それが今の咲の心にはやけに響いて、少しだけ目頭が熱くなった。

恭子『咲?』

訝しむ声にはっ として、携帯を握りしめる手に力を込める。

咲「ごめんなさい。じつは今日家に携帯を忘れてしまって。今帰ってきたところなんです」

恭子『まったく、そんなことだろうと思ったわ』

そう言ってため息を吐いた恭子の呆れ顔が今にも目に浮かびそうだ。


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