ぐだ子「監査官が来るから皆帰って〜」 エレシュキガル「ええ!?」
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29:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 22:14:52.93 ID:zCvA7l+F0
「みんな、しんだ、みんな、きえた、わたしが、わたしがひとりだけ、のこされて」

「もういいです、頭のおかしくなったマスターに用はありません」


机に座り、ブツブツと呟く彼女を放置し、私は扉を開放して廊下に出ました。

外に待つ警備員に事情を話して、彼女を拘束して貰ったほうがよいでしょう。

それに制御不能のサーヴァントがいるのであれば、それをボスに報告しないと……。












あれ?














外は、全ての照明が消えていました。

いえ、それどころか、至る所が破壊されていました。

天井は一部崩れていて、外の景色が見えています。

廊下には瓦礫と砂埃が溜まっていて。

まるでずっと昔に破壊されたかのような、



寒い、とても寒い。

どうして、こんなに寒いのでしょうか。

暖房が利いていない?

ああ、それはそうでしょう、ここまで破壊されているのに暖房機能が生きているなんて有り得ない。

けど、私が先ほどまでいた部屋はちゃんと暖かくて。



「ぐ、ぐだ子さん、これはどういう事です」

「私に幻術でも見せているのですか?」



彼女は……。


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