ぐだ子「監査官が来るから皆帰って〜」 エレシュキガル「ええ!?」
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26:名無しNIPPER[saga]
2017/12/31(日) 22:04:48.07 ID:zCvA7l+F0
彼女の独白に、あっけにとられてしまいました。

一体何を言っているのでしょうか。

彼女にも制御できなくなったサーヴァントが、カルデアに居る……という事でしょうか。

だとしたら。



カリカリカリカリ



流し台の排水口から。

何か音がします。

まるで。

何かが這いあがって来ようとしているかのような。

そんな音が。



「いや、いや、いやなんです、いあ、いあ、くとぅるう、ふたぐん」

「ふんぐるい、むぐるうなふ、くとぅるう、るるいえ、うがふなぐる、ふたぐん」

「みんな、みんないなくなった」

「マシュも、ダヴィンチちゃんも、他の職員さん達も、みんな」

「こわれた、こわれた、カルデアがすべて、すべて」

「私は一人で外に逃げ出そうとしたんです」

「けど、出来なかった」

「外には、外には、沢山の、沢山の、ああ、そんなはずは」

「ここは、標高6000mの山の上のはずなのに」

「どうして、どうして潮騒の音が」



魔術回路を起動させ、流し台の排水口に封をしました。

何が這い出してこようとしてるのかは知りませんが、これで暫くは持つでしょう。



「みんな死んだ?そんなはずはないでしょう」

「カルデア職員は全員我々が確保しています」

「あの万能のキャスターとて、今は私のボスが事情聴取しているはずです」



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