18:名無しNIPPER[sage]
2017/12/29(金) 04:33:27.36 ID:ZsZkoX7x0
ぐだ子オルタ「さてさてさて! 我が愛しきサーヴァントであるエミヤ君は、無事に”私”へと変じてくれたようだねぇ!」
エミヤぐだ子「くっ……! オルタとなったマスターよ、いったい私に何をしたのだ!!」
ぐだ子オルタ「知れたことよ!! 貴様の因果を書き換えさせてもらったのよ!! エミヤが歩んできた人生を、もし”私”が歩んでいたら、というIFの事象とすり替えて、魂のレベルで存在を上書きさせてもらったのだよ!!」
マシュ「な、なんですって――!?」
ぐだ子オルタ「もともと、エミヤと私の相性がよかったのもあったけどね!! そして、前例を作れたおかげで、他のサーヴァントも”私”と入れ替えることが出来そうよ!! そーれっ!」シュピーン
メディアぐだ子「!? い、いつの間に!?」
マシュぐだ子「私の体も先輩の体になって……!?」
エミヤぐだ子「”私”と同じ顔が並ぶというのは、実に気味が悪いな……!」
ぐだ子オルタ「ぐーだっだっだ……ふふふ、これで君たちも”私”の同胞となった……! あとはカルデアにいる全職員、全サーヴァントを”私”に変える! それが終われば、今度はレイシフトによって過去に飛び、ありとあらゆる人間を”私”に変えてやるのだ!」
マシュぐだ子「そんなことをすれば、地球上の人間がすべて”私”に変わってしまいます!!」
ぐだ子オルタ「そう! それこそが私の目的! この地球をすべて”私”という存在で上書きしてしまうのよ! 全人類が”私”になり、共通の意識で繋がることで、他人という概念が喪失する……つまり、そこには憎悪や嫉妬なんていう感情もなくなり、この世から一切の争いが無くなる!! ああ、なんて素晴らしい景色なんでしょうね!! ぐだっぐだっ、ぐーっだっだっだっだっだ!!」
エミヤぐだ子「いや、どう考えてもディストピアだろう、それは!」
メディアぐだ子「全人類の意識の同化なんて、人理崩壊間違いなしじゃない!!」
ぐだ子オルタ「なんとでも言うがいいわ! すでにあなた達は私の手のひらの上! もうじき、意識が完全に上書きされてしまうのだから、せいぜい残り少ない自我を慈しんでいればいいわ!」
エミヤぐだ子「くっ……! どうにもならないと言うのか……!」
マシュぐだ子「誰か……誰か助けになりそうな人は……!」
ぐだ子オルタ「ぷっ! 助けなんて今更来るわけないじゃない! ぐーだっだっだっだっだっだ!」
「いるさっ! ここに一人な!」
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