ガヴリール「世の中の事は大抵それっぽく喋ってたら大体許されると思うんだよ」
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名無しNIPPER
2017/12/29(金) 02:29:00.54 ID:J+iOAHsx0
なんだかんだで
こうしてサターニャとガヴリールの長年に渡る因縁の争いは遂に幕を閉じたのであった。
ゴゴゴ……
ガヴリール「サターニャ…いや胡桃沢・サタニキア・マクドウェル……
戦いが終わって考えてみれば大した奴だったよアイツは」
ラフィエル「まさかガヴちゃんがサターニャさんの名前を略称以外で呼ぶ日が来るとはですね」
ガヴリール「まあ最後くらいわね。一応?これまでも数々の争いを繰り広げてきた因縁の相手だった訳だし…」
ラフィエル「少し寂しくなりますね」
ガヴリール「あいつにもあいつなりの事情があったんだよな。そう思うとサターニャがこれまでやってきた事をおいそれとは責められないな」
ラフィエル「ですね……」
ガヴリール「本当に悪い奴なんてこの世には居ないんだよ。本当の黒幕はこの社会そのものだったのかも知れないな……」
ラフィエル「……………」
ガヴリール「だからこそもっと違う形で出会っていればサターニャとも分かり合えていたのかもな」
ラフィエル「ガヴちゃん…まさか」
ガヴリール「ああ、長年のアイツとの関わり合い中で、私はいつしかサターニャへの敵意の中にどこか友情や親愛のような感情を抱いていたのかも知れない」
ガヴリール「まさかそれに気付くのにこんなに時間が掛かるとはな…今更もう手遅れだってのに……」
ラフィエル「手遅れだなんてそんな事はありません!残された私たちにはまだやるべき事があるはずです」
ラフィエル「もうサターニャさんのように悲しい最後を迎える人が出てこないよう動く事が、きっと今の私達に出来るせめてもの彼女への弔いになるんですから」
ガヴリール「ラフィ……そうだな!そうだよな!まだうじうじしてる場合じゃないよな」
ラフィエル「そうです。私達にはまだ解決しないといけない目の前の問題が残っています」
ガヴリール「だな」
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