49: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/01/07(日) 01:25:52.37 ID:dUa8vtWv0
(;^ω^)「しかし、真面目な話こんなことに巻き込んでしまって申し訳ないお。アリサさんはここの生徒じゃないわけだし」
「ええ全くね───と言いたいところだけど、私は私でオッドボールの真似事してなきゃ今更こんなことにはなってないしね。学区から追い出されたとしても幾らかは遊んでから退艦する予定でもあったし、どのみち巻き込まれてたわ」
そう言ってやれやれと肩を竦めるアリサさんのアクションは、非常に様になっていた。流石はサンダース大附属の生徒と言ったところか。
「で、そこの一年生がなんでこっちを睨んでるのかって貴方心当たりは?」
(;^ω^)「えーと、宇津木さん?何かあったかお?」
「…………いーえー?特には?」
意味ありげな視線に気づき問いかけるが、宇津木さんはぷいとそっぽを向く。
「ただ、生徒に私語を注意しておいて自分はアリサさんと喋りすぎなんじゃないかなーって、思っただけよ〜?」
(B´ω`)「…………言われてみればその通りだおね。気をつけるお」
おさない、かけない、しゃべらない。小学校の避難訓練でさえやるような初歩の初歩を教師が自ら破っていては世話がないし、ましてや秋山さんを怒る資格などない。自分の愚かさに、自己嫌悪が胸の内を満たし顔に縦線が降りる。
「ヘイ一年?boonの奴割と本気でヘコんでるわよ」
「えっ、へっ!?せ、先生〜?軽い冗談だからそこまで気にしなくてもいいんじゃない〜?」
「………あー、ブーン先生?第2グラウンドってそこまで遠くないし着くまでに気を確かに持って貰った方がいいんだけど」
「内藤教諭、私は気にしてませんし寧ろ感謝しておりますので元気をお出しください!!」
(B ω )「おぉーん………」
「ダメだこりゃ。皆ー、ブーン先生一時的に沈んじゃったけど第2グラウンドまであと少しだから頑張って────」
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