エンド・オブ・オオアライのようです
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268: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/02/09(金) 23:41:48.14 ID:pUkVk1LW0







横須賀市。

古くから海運の要衝として知られるこの地は、1853年のマシュー=ペリー来日以来本格的に“日本の玄関口”として発展していった。日本では初となる学園艦【咸臨丸】の進水、横須賀造船所の設立、洋式灯台の点灯、そして───横須賀鎮守府の設立。

19世紀以降の日本が急速な“近代化”に邁進していく過程で、玄関口である横須賀は大きな役割を担い続けてきた。

その重要度は、150年以上経った今でも変わらない。在日米軍と海上自衛隊の本拠地として、また【世界最大の鎮守府】横須賀総司令府が置かれる場所として、日本の国防と海運業の隆盛を担う“第二の首都”だ。

「…………」

ことに、横須賀総司令府は878隻という途方もなく膨大な艦娘戦力を保有する。呉、佐世保、舞鶴など司令府規模は同種の艦娘が複数艦所属など日常茶飯事だが、大和、武蔵、長門を各6隻ずつ駐屯させる鎮守府など世界中を探してもこの鎮守府ぐらいしかない。そしてここに、海上自衛隊と在日米軍の戦力が加わる。

通常戦力だけで、横須賀を陥落させる存在は恐らく無い───在日米軍総司令官の言葉は、決して誇張ではない。

深海棲艦の脅威に世界中が怯える中、その心配が殆ど無い“安全な国”。その玄関口として最も強固な守りを誇る横須賀が発展するのは、当然といえた。


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