エンド・オブ・オオアライのようです
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259: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/02/09(金) 15:01:38.24 ID:Wfw+ZZyrO
だが、“悪夢”は終わらない。4機の【Black Bird】は射線から外れようと旋回する築辺達の後ろにピタリと着き、瞬く間に距離を詰める。

『────』

先陣を切った一機が機関砲を放つ。燃料タンクにでも直撃したのか、火線を食らった最後尾のF-2が爆散した。

『────!!!』

《ぐぁっ!?》

そのまま、氷の上を横に滑っているかのように滑らかな動きで真横へスライド。パイロットが反応する間もなく火線が空を走り、更に一機が翼をもがれ黒煙を噴く。

《Mayday Mayday Mayday, I've been hit!! Eje─……》

《Swallow-14、被弾墜落!私も後ろに着かr》

《Swallow-12もやられました!》

(;●゚ ゚●)《こちらSwallow-01、一方的に撃たれている!全滅も時間の問題だ、掩護を求む!!》

£;°ゞ°)《Knight-01よりSwallow、掩護に───》

《敵機、多数発艦!!!!》

棲姫への攻撃を中断して反転したところで、管制機から飛び込んできたのは悲鳴にも等しいトーンの通信。

コックピットの中で反射的に振り返れば、新たに空に撃ち上げられた黒い球体が視界に映る。

『『『───────』』』

£°ゞ°)《Damn it》

優に数十を越える球体が一斉に翼を生やした瞬間、ロミスの胸の内は絶望で真っ黒に塗りつぶされた。


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