エンド・オブ・オオアライのようです
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251: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/02/07(水) 09:32:17.63 ID:3ZaPvqmrO
漆黒の装甲に包まれた甲板が数カ所、側面から“艤装”が展開された時同様にスライドする。口を開けた正方形の穴から丸っこい“影”が数個、凄まじい速度で飛び出す。

《“棲姫”が何かを発射しました!》

《……何だありゃ。砲弾か?》

直径5m前後の、黒く塗り固められた球体。ライフリング技術が発達する以前の、大航海時代辺りに使われていた砲弾を思わせる形状のそれらは、爆発することも減速することもなく航空隊と同高度まで舞い上がる。

『『『────……』』』

£;°ゞ°)《─────ヤバいヨ》

一瞬空中で制止した“それら”から、黒い翼と猛禽類の足を思わせる突起物が生える。

瞬間、ロミスの全身から音を立てて血の気が引いていった。

£;°ゞ°)《【Black Bird】 in the air!!!》

『『『──────!!!』』』

無線への叫びは、一歩遅い。漆黒の敵機は速やかに編隊を組み終えると、風を巻いて戦闘空域へと飛び込んできた。

《Fuck……!》

黒鳥達の獲物は決まっているらしく、付近にいたロミス達には眼もくれない。不幸にも軌道を遮ってしまったF/A-18F一機を撃墜した以外は、一切の迷いを見せず一つの編隊へと突進していく。

£;°ゞ°)《Knight-01よりSwallow、敵機が其方に向かっている!注意しろ!》


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