エンド・オブ・オオアライのようです
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236: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/02/05(月) 23:18:58.57 ID:mjJD5y2K0
《Wyvern-10 Lost!!》

《敵艤装群、一斉に起動!クソッタレ、撃ってくるぞ!》

(,,;゚ ゚)《回避に全神経を集中しろ、反撃しても意味は無い!なんとかしてコイツから離れるんだ!!》

《ダメだ、弾幕に退避軌道が塞がれている!!》

ギャシャーも、マレーシア空軍への志願入隊以来5年に渡って深海棲艦と戦ってきた人間だ。まだ年若い身ながら歴戦のパイロットと言って差し支えなく、数多くの修羅場をくぐってきた。当然深海棲艦が物量に飽かせて展開してくる圧倒的な弾幕に相対したことも一度や二度ではないし、或いは火線それ自体の量という面では18隻もの姫級が集った【第二次マレー沖海戦】の方が強烈だったかも知れない。

《右翼に被弾、失速する……ダメd》

《Wyvern-05がやられました!!》

(,,;゚ ゚)《……っ!!》

しかしそんな彼女でも、“三次元的に展開された対空砲火”の直中を飛行したことは一度も無い。

(,,;゚ ゚)(そこら中から攻撃が飛んでくる、目の前が火線で真っ赤になって退避経路もまともに探せない……!)

200m程度には達そうかという長い胴を巧みに伸ばし、ギャシャーらを周囲から包み込むようにして銃口を向けてくる“艤装”の群れ。右から、左から、前から、後ろから、そして上からも下からも。本来“対空砲火”としては有り得ない角度からでも容赦なく飛来する攻撃は、歴戦のパイロット達と言えど完全に躱しきることは不可能だ。


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