エンド・オブ・オオアライのようです
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226: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/02/02(金) 22:47:40.40 ID:hEif7d7Q0
連合空軍による波状攻撃は止まらない。五波、六波、七波と入れ替わり立ち替わり戦闘機が肉薄し、ミサイルを船体殻に叩き込んでいく。

多少の撃墜が出たとはいえ、残存機数は優に700を超える。攻撃の手数には困らない。

《Red-01, FOX-3!!》

《Lightning-09, FOX-3 FOX-3》

《War Dog-11 FOX……No!?》

無論、攻撃手段と攻撃ポイントを切り替えたからといってロミス達の側に損害が出ていないわけではない。最大仰角で放たれる船体側面の対空砲群と怪物の背中から生える多数の機銃座による弾幕に捉えられた機体が、火を噴きながら落ちていく様子も時折見られる。

しかしながら、船体からの砲火は濃密でこそあれ構造上の問題で取れる仰角が浅い。そのため、7割近い弾幕が現在の連合空軍の高度には届かず結果としてロミス達の攻撃を許す大きな隙を生んでいた。

『ウォオオオオオッ!!!』

《Tiger-01より各機、目標は現在海上で完全に停止した。奴さんどうやら俺たちを本格的に迎え撃つ腹づもりらしい》

£#°ゞ°)《臨むところだヨ!全機怯むな!攻撃を続行せよ!!》

それに、ロミス達の練度の高さは尋常ではない。深海棲艦と長らく───それこそ艦娘実装前から戦い抜いてきた精鋭揃いである彼らは、700機での連携戦闘という途方もない行為をスムーズにこなしながら巧みに弾幕を擦り抜け攻撃を当てていく。


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