エンド・オブ・オオアライのようです
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166: ◆vVnRDWXUNzh3[sage saga]
2018/01/22(月) 02:42:19.30 ID:mWaQtlnBO




秋山好子は、その光景を未だに現実のものとして受け入れることが出来ずにいた。

突如としてテレビで流れた、深海棲艦の襲来を報ずる緊急ニュースと街中に響き渡ったJ-ALERT。そして居住区の“下”から、甲板を突き破って現れた巨大な怪物───本物の深海棲艦。

既に、“信じがたい光景”については夫共々一生涯分見尽くした。ついさっきだって、“これ以上信じられないことは起きないだろう”と思った矢先にゾンビとエイリアンを掛け合わせたような怪物の群れに襲われたのだ。

今度こそもうこの先、何が起きても驚かない───そもそも“この先”とやらが存在しない可能性も大いにあったことはさておき、好子が抱いた確信は、たった五分でひっくり返された。







「………これが例の“寄生体”かしら。

確かに、司令官の言うとおりこいつらだけならものすごく弱いわね」

100体は優に超える化け物の群れをただ一人で殲滅した、目の前に立つ銀髪の美少女によって。


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