14: ◆GO.FUkF2N6[saga]
2017/12/28(木) 19:47:12.50 ID:yFDg0/wv0
「まゆに考えがあります」
しゃがんで机の下の乃々ちゃんを引っ張り出す。
「えっ。あっ、あの……」
これから私がやろうとしてることは無茶なことなのかもしれない。
ちひろさんの言う通り今回は諦めたほうがいいのかもしれない。
それでも。
あの人には悲しんでほしくないから。笑っていて欲しいから。
プロデューサーさんにはずっと幸せでいてほしいから。
「プロデューサーさんが戻ってきてくれるまでのあいだ……」
だったら私ががんばればいい。
帰ってきたプロデューサーさんが笑っていられるような環境を私がつくっていればいいだけ。
ドクン、ドクン。
うるさい心臓を無視して、乃々ちゃんの肩を抱いて、ここに宣言します。
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