49:名無しNIPPER
2017/12/27(水) 14:45:44.46 ID:VScXlaJ10
キャップ「(その後、クラピカはポックルに勝利して合格した。キルアとレオリオは相対したがレオリオの不戦勝で終わり、キルアはそのまま上へと勝ち進んだ。我々の中で試験を残すのは彼一人となった。そしてキルアは……あのギタラクルという不気味な男と対峙した)」
キャップ「ギタラクルという針人間とヒソカはヒソカの不戦勝か。腑に落ちないな」
クラピカ「あの戦いまでヒソカはお気に召す実力者と対峙していない。嬉々として戦うかと思ったが……譲られる形で合格とは」
レオリオ「なあ、あいつらダチ公かもしれねーぞ」
キャップ「その可能性は高い。類は友を呼ぶということか」
クラピカ「だとするとキルアが危うい。あのギタラクルがヒソカと同等の実力者だとすれば……」
キャップ「……ああ。しかしそれ以上に」「あの針人間……他の試合も譲り続けていた。キルアと同じように。まるでキルアのみを目的としているように」
レオリオ「!キルアもグルってことか?」
キャップ「というよりキルアの行動を読み透かしているといったところか」
クラピカ「……読み透かす?」「……まさか」
立ち合い人「最終試合……はじめ!!」
キルア「そんじゃーよろしくな」
ギタラクル「キル、気づかなかった?」
キルア「?………!!」
ギタラクル「……オレだよオレ、大事な弟が家出したからさ。連れ戻しに来たんだ」ギギギギ………
針を一本抜くごとに変貌していくギタラクルの顔皮と頭蓋。
変形が治った顔の瞳は、どこまでも深く、暗く……
キルア「……イルミ……兄貴……!!」ダラダラ
イルミ「帰ろうか、キルア」
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