晶葉「できたぞ助手! アイドルがどんな暗示にもかかってしまうスイッチだ!」
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名無しNIPPER
[saga]
2017/12/27(水) 11:37:11.13 ID:6dMOfYBX0
美嘉「い、いくよ……? …………に、にゃあ……///」
P「違うぞ、美嘉。もっと動画をよく見ろ。猫は羞恥心なんて感じてない。ただただ撫でられたいという顔をしているだろう? 飼い主に愛されたいというパッションがあの猫を突き動かしているんだ。あの表情を見ろ。美嘉も無心になれ。何も考えるな。俺のことだけを考えろ」
美嘉(プロデューサーのことだけを……? プロデューサーの身体……アタシを抱きしめてくれる……プロデューサーの腕……アタシを支えてくれる……プロデューサーの手……アタシを褒めてくれる……プロデューサーの目……アタシを見守ってくれる……プロデューサーの声……アタシを励ましてくれる……プロデューサー……プロデューサー……!)
P「さあ、美嘉。猫の気持ちになるんだ、美嘉!」
美嘉「にゃーん★」
P「よーしよし、そうだ美嘉。いいぞ、その調子だ。やればできるじゃないか、美嘉。かわいいぞ、美嘉! 美嘉は最高だ!」
美嘉「ふみゃっ♡ にゃっ♡ みゃーん♡」スリスリハスハス
凛「うわあ……」イラッ
晶葉「例えようもない目でアレと私を見比べるのはやめてほしい」
凛「見るに堪えないイチャイチャだったから、つい」
晶葉「いやいや、普段の私と助手もさすがにあそこまではやっていないぞ?」
凛「認めたくないのはわかるけど、科学者なら都合の悪いデータも直視するべきだよ」
晶葉「その点は私も同意するが……あの過剰な反応にはイチャイチャスイッチも関わっていると思われる」
凛「というと?」
晶葉「私は人間がイチャイチャする上で羞恥心がブレーキになると考えた。そこでまずそのブレーキの効きを弱める効果をスイッチに付与したのだ」
凛「それじゃあ美嘉がああなったのも……」
晶葉「スイッチは私と助手にしか効果を発揮していない。美嘉がああなったのは美嘉自身の素質だ」
美嘉「みゃみゃあ♡ うみゃあ♡」
P「よーしよし、よーしよし! 美嘉はカワイイなあ! 抱きしめてやる!」
美嘉「にゃーんっ♡」
P「かわいいなあ! 美嘉は世界で一番かわいいなあ!」
凛「…………………………チッ」
晶葉「舌打ち」
凛「……あのさあ、ブレーキの壊れた自転車でさえ危険だっていうのに、プロデューサーの感情のブレーキを抑制したの? 前から思ってたけど、頭だいじょうぶ?」
晶葉「……………………ふむ」
凛「なんなの、奥歯に物が挟まったみたいな顔して」
晶葉「批判はもっともだが、いつも以上に態度が辛辣だと思ってな。あの二人に怒ってるのか、素直になれない自分に怒っているのか、判断しかねているところだ」
凛「は? いきなりなに? 私は別に、美嘉が羨ましい妬ましいとかプロデューサーの胸板に鼻を埋めて深呼吸したいとか、ああいう感じでベタベタに甘えて猫可愛がりしてほしいとか、そんなのこれっぽっちも思ってないんだけど?」
晶葉「あ、うん。そうだな。失礼なことを言ってすまなかった。お詫びと言ってはなんだが、ここにとあるスイッチがある」
凛「感情を熱量に変換するスイッチならやめといたほうがいいよ。今の私ならきっと地上のすべてを焼き尽くせる」
晶葉「人類に愛がある限り、199X年は永遠に訪れないぞ? さて、このスイッチは凛が少しだけ素直になれる効果があるのだが……どうする?」
凛「愛をとりもどせ」
晶葉「その意気やよし。ではアイドルがメス猫になるスイッチ、オン」ポチッ
凛「………………」ユラァ
P「ん、どうした凛」
美嘉「みゃあ?」
P「へんじがない。ただのしかばねの……あっ、ちょっと、美嘉。顔を舐めるのは――」
美嘉「にゃあ♡ にゃあ♡」ペロペロペロペロ
しぶにゃん「フシャァァァァァアアアアアア――――――ッ!!!」
美嘉「きゃあああああ!?」
P「うわああああああああ!?」
――にゃーん。
晶葉「今日もドッタンバッタン大騒ぎ、っと」
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