発明家「わざわざ未来から宿題を届けに来てやったぞ」
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33: ◆zJYORZSm4M[saga]
2017/12/27(水) 19:04:35.60 ID:1N+wcfLf0
担任「そもそもこれ全部、発行日が全部今年の4月1日になってるぞ? なんで未来のドリルをやってんだお前……」

夕子「へ……4月1日……? ま、まさか……?」キッ

山田「ようやく気付いたようだな……。そうだ! エイプリルフールだ!」ハハハハハハハハ

夕子「」

山田「冬休み中にタイムトラベルが実現可能なことに気付いてな。そこで4月1日に去年の冬休み初日にタイムトラベルし、お前に嘘のドリルをめっちゃくちゃにやらせまくるという案を思いついた」

夕子「」

山田「どうだ、勉強がさっぱりのお前には、これ以上ないくらいためになる嘘だろう? ……どうした? 般若みたいな顔して……」

夕子「……。そうか……。ここでこいつをぶちのめしたら、タイムマシン開発を諦め、あたしの努力が無に帰る可能性があるんだな……」ブツブツ

山田「ゆ、夕子……? もしかして怒ってるのか……? ためになったろ……?」ビクビク

夕子「……あちゃー! こりゃ、一本取られた!」パンッ

山田「そ、そうだろ? いい嘘だろ?」ホッ

夕子「死ぬほど大変だったけどね。でもあんたには感謝してる。勉強の楽しさに気づくことができたし!」

山田「そうだ! その楽しさに気づいてしまえばこっちのものだ!」

夕子「世界史の奥深さも分かった!」

山田「世界史はやればやるほど味が出てくる、スルメみたいな科目だからな!」

夕子「それにあたしは文章の才能あるかも! 将来は物書きに……なーんて!」アハハ

山田「いやいや、分からんぞ! もしかするとこの学校から芥川賞作家が出るかもな!」ハハハハ


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