102: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/25(月) 02:25:10.23 ID:dJeYp2NG0
「それじゃあ。また明日な」
「……あ、あの……プロデューサーさん」
103: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/25(月) 02:28:10.11 ID:dJeYp2NG0
「ん?こうか?」
言われて、体を少し屈める。
104: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/25(月) 02:32:32.13 ID:dJeYp2NG0
ほたるの家を後にして、俺は自宅に帰るために公園を歩いていた。
聖夜の公園は、かなり時間も遅いせいか人の姿は無かった。
105: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/25(月) 02:34:26.84 ID:dJeYp2NG0
お疲れさま、プロデューサーさん
106: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/25(月) 02:38:10.90 ID:dJeYp2NG0
もうしばらく言葉を交わしていない、『彼女』の名だった。
107: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/25(月) 02:40:57.84 ID:dJeYp2NG0
だが、今担当しているアイドルが、目の前で証明してみせた。
変われるのだと。
可能性を一番近くで見せてくれたのだ。
108: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/25(月) 02:43:16.36 ID:dJeYp2NG0
うつぶせに倒れる。
109: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/25(月) 02:46:03.45 ID:dJeYp2NG0
バットが振り下ろされ、背中を打たれる。
「はぁ、はぁ……俺は見てたんだぞ……ずっと見てた……お前、ほたるちゃんのなんなんだよ……!」
110: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/25(月) 02:49:17.05 ID:dJeYp2NG0
――――やっぱりな。運が悪いなんて事は、あり得ない。
111: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/25(月) 02:51:48.08 ID:dJeYp2NG0
「……ッ」
上手く動かない身体を這い擦らせる。
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