103: ◆z4l4K/HkZ2[saga]
2017/12/25(月) 02:28:10.11 ID:dJeYp2NG0
「ん?こうか?」
言われて、体を少し屈める。
すると、ほたるは俺の首に今まで自分が巻いていたマフラーを優しく巻いた。
「……今夜も冷えますから……家まで送っていただいて、ありがとうございました」
「……ああ。ありがとう、ほたる」
彼女が何を言おうとしたのかはわからない。
しかし、今は彼女の巻いたマフラーと言葉がくれた温かさを感じるのみだった。
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